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影響力の武器_社会的証明について

■本日は、影響力の武器の3つ目の武器である「社会的証明」についてまとめてみたい。

 

【結論】

人は他人の行動を見て自分の行動を決める事が多い(他人が多ければ多いほど作用する)。

特に以下の場合はそのような傾向が強い

1.状況が不確かな時

2.自分と類似してる人が周りで行動している時


<1.に関する根拠_実験>

誰かが助けを求めている場合は、1人でもグループでも助ける人が多かった(90%)

一方、目撃した状況が緊急時か不確かな場合には1人だった場合の方が助かる傾向にあり、グループでいるときは何もしない場合が多かった。

 

<2.に関する根拠_実験>

ある大学のキャンパスで行われた募金活動の取り組みについての研究結果では、募金を呼びかける人が、「私もここの学生です」と言って、学生たちと似た人間であることを主張し、そうである以上、学生たちも同じ目標を後押しして当然だと、暗にほのめかした時には、そうしなかった時と比べてチャリティーへの寄付が2倍以上も集まった。

 

【所感及び今後の自分の行動】

社会的証明を利用した社会実験をしてみたいと思った。実験対象を個人にしてしまうと不利益を過剰に負わせてしまうので、TikTokを活用して集団がどんな反応を示すか試してみたい。

具体的には、TikTokで「いいね」「保存」「コメント」を実施するのサクラを用意した場合とそうでない場合の比較をしたい。

<結果>

いいね数約15→28 (内、自分4)

保存数約6→13(内、自分4)

コメント数:変化なし

→有効であったと言える