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影響力の武器(好意について)

■本日は、影響力の武器の4つ目の武器である「好意」についてまとめてみたい。

【結論】

人は自分が好意を感じている知人に対してイエスと言う傾向がある。

<好意が機能する例>

タッパウェア社は(好意のある)友人に営業してもらうビジネスモデルで多額の利益を得ている

※タッパウェア社のタッパウェアパワーティ:自宅でパーティを開き、友人や知人に商品を紹介して販売するパーティ

 

【好意をもってもらうためには】

上記の通り、好意をもってもらえばイエスを引き出す可能性が高くなる。

その為以下では、好意を持ってもらう為に出来ることを整理していきたい。

<見た目を良くする>

事例

1974年のカナダ連邦選挙を取り扱った研究によると、外見が魅力的な候補者はそうでない候補者と比べ2.5倍の票を得た

<類似点を強調する>

実験

実験者がヒッピーかストレートの格好をして電話をかける為に10セントを借りる実験では、同じ系統のファッションをしていた人には2/3の割合の人がお金を貸して、違う系統だと半数足らずだった

<褒める>

実験

お世辞を言って好意を引き出すグループと否定的な事を言って好意を引き出すグループ。そしてお世辞と否定的な事を両方言うグループの3グループで好意を引き出そうとした所、お世辞を言ったグループが最も好意を引き出せた

※これは、好かれようとしている事がバレていても機能し、さらにお世辞が正確で無くても効果を発揮した

<接触回数を増やす>

実験

同じ顔でも、自分は鏡に映っている自分の顔に好意を示し、他人は鏡とは逆の顔に好意を抱く。これは接触回数が多い為

※ただし、好ましくない状況の時は逆効果でそのような時は、次の共同作業が良く効く

<共同作業をする>

実験

あるサマーキャンプで、協力すればお互いの利益になるような一連の状況を作ったら、協調した

社会学者ムザファー・シェリフらの研究

<良いものと関連付ける>

良いもの例:美味しい食事/セール等

•「セール」という販売促進の看板を出すだけで(実際には割引など一切していなくても)売上が上がるという研究結果

(実例)

実際、週刊誌の広告に容姿端麗なモデルが起用される。

 

【所感及び今後の自分の行動】

好意を利用した社会実験をしてみたいと思った。実験対象を個人にしてしまうと不利益を過剰に負わせてしまうので、TikTokを活用して集団がどんな反応を示すか試してみたい。

具体的には、見た目のカッコいい毎日投稿を皆んなが満足感を感じているご飯時に実施すると同時に、他人のTikTokの投稿を褒めまくったり、「感覚あいますね」などの類似点強調や時には、同意見を持ったコメントに応援(同じ目標を持つ)したりして、沢山の人から好意を得て、今後のフォロワーを増やしていきたい